ブログを見ていただきありがとうございます。
皆さんは”プラセンタ”ってご存じですか?
更年期で受診すると勧められることがあると思います。
私も先日婦人科を受診した際に

更年期症状の緩和にプラセンタの注射もありますよ
と、医師からと勧められました。
ん?プラセンタ?
名前は聞いたことありましたが、よく分からないので質問しました。
以下、医師からの説明です
- プラセンタは胎盤のことをいう。
- エストロゲン、プロゲステロン(女性ホルモン)は含まれておらず、「卵巣ホルモンを刺激する」ことによって更年期症状改善が見込める。
- 保険適応がある。ちなみに一回の注射500円と言われました。

……説明は以上でした。
+1枚のぺらっとしたパンフレットもいただきました。
パンフレットに書いてあること↓↓↓
- プラセンタ=胎盤のことをいう。
- プラセンタの成分:胎盤の中に含まれている有効成分(タンパク質、脂質、糖質、ミネラル、ビタミン、アミノ酸、様々な毒素、様々な細胞増殖因子やサイトカイン)
- 作用:美肌作用、アンチエイジング、内科系、婦人科系、皮膚科、整形外科など複数の科の疾患に効果がある。
……と書かれていました。
体のあらゆるところに効果がある??
値段的には悪くないですよね。
が、まだよく分からないのでその話しは持ち帰り、自宅で調べました。
産婦人科医、スポーツドクター医、ヨガインストラクターとしてひっぱりだこの高尾美穂先生が動画でプラセンタについて回答してくれていました。
高尾先生の説明は以下のとおり↓↓↓
- プラセンタを取り入れているのはロシア・韓国・日本のみ。
- 保険適応になった経緯としては、1つの論文、「プラセンタによって更年期症状の改善が見込めた」という発表があったため。ちなみに欧米でプラセンタによって更年期症状が改善したという報告は1例もない。
- ホルモン補充療法(エストロゲン、プロゲステロン)には該当しない。
- 注射を打った後は献血が出来なくなる。
- 20年間使用記録の保存義務がある
これらを踏まえてして高尾先生としてはそこまでお勧めできるものではない、という回答でした。
更年期の治療においては「ホルモン補充療法ガイドライン」に乗っ取ってなされているそうで、情報としては相当信頼できるもの、と思っています。
……驚きました。
受診した先生は気軽に勧めてきた感じだったけれど、今後献血できなくなる、とかって、(今は献血する習慣ないけど。ごめんなさい。)結構大きな事じゃないですか?
注射すると言ったら改めて説明してくれたかどうかは分からないけど、効果としてもあいまい、その後のことでも制約がかかるということは理解しておいた方が良いと思いました。
皆さんもこれらのことを含めて、プラセンタを勧められたときには検討してみてくださいね。
今回のことでプラセンタについて学べて良かったです。
高尾先生、ありがとうございました。
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